『全省庁統一資格』とは国との取引を認められた企業に与えられる資格です。
店舗什器の製作なら【有限会社赤塚製作所】
2021/01/20
先週、お客様より
『畑違いかもしれませんが、ちょっと相談にのってもらえませんか?』
とお問い合わせを頂き、話をきいてみると
キャンプなどで使う携帯用のコーヒーミルのハンドル。その折りたたむための腕に例えるならば肘の部分にピンを入れてカシメてあるのですが、そのカシメが緩い不良が大量に出ているので何とかして欲しいとの事でした。
単純にカシメ部をもう一度叩き直せば良いのかと思いやってみましたがどうも上手く行かない。なので、所属しているFacebookのモノづくりのコミュニティに出来る方いませんか?と
なげてみました。すると自社では出来ないが知り合いのカシメ屋さんで出来るかもと連絡を頂きそのカシメ屋さんに繋いでもらいました。
ところが、カシメ屋さんによると
初期カシメの加工が適切ではなく、多くの製品でシャフトが斜めに変形しておりました。
これにより板部品の1枚目と2枚目のセンターがズレた位置で固定されており回転させるとどこかで
ストッパーと干渉する構造となってしまっております。
と、かなり困った様子。
ダメな物は仕方ないので出来るものだけやってください。とお願いしました。
責任もって再カシメはしっかりとやってもらい大変助かりました。
お客さんに、そもそも、最初に作業した業者に直してもらえなかったの?
と聞いたところ
そのまたお客さんが最初は中国の会社に依頼したから直しに出せないとの事でした。
なんだかな~
って感じです。
安く!安く!と、中国に仕事を出して、国内ではあり得ない程の単価で仕事を依頼する。
それって日本人が日本の製造業者の首を絞める行為。
挙句
安かろう悪かろうで、不良品をつかまされても直させる事も出来ない。
そして尻拭いをするのは、首を絞められた国内の製造業者。
モノづくりで街を暮らしを明るくします。
モノづくりの楽しさを商品開発に活かします。
モノづくを通じて技術を高め夢を育みます。
これは弊社の経営理念です。
私たちは責任もって良い品物を作り、良い値段を出します。
安値で勝負せず、品質で勝負します。
明日も頑張ります。