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2021/01/17

弊社はスポット溶接で線材什器を色々製作しています。

スポット溶接に欠かせないのは治具です。スポット溶接に限らず溶接にはワークの寸法出しの為に

治具が必要不可欠です。

スポット溶接の場合は主に木で作った治具、つまり木型を使います。（画像1枚目）

使用する線材の線径に合わせて溝を切り、寸法通りに並べてスポット溶接します。

スポット溶接なら木型を木型屋さんに作ってもらい、前述のように溶接しますが、

アルゴン溶接などの時は苦労します。

勿論、木は使えませんし、ちょうど良い端材もなかったりで毎回苦労してました。

しかし、昨年、中古のフライス盤を導入しましたので、治具作りもかなり楽になりました。

画像2枚目の部品の真ん中、つなぎ目をアルゴン溶接で全周なめたいのですが、微妙にずれてたりするので

今まではバット溶接で仮止めしてからアルゴン溶接をするという手間がかかりました。

しかし、フライス盤で画像３枚目のような溶接治具を製作したので、手間が減り、綺麗な部品が作れるように

なりました。

よく、仕事は段取り八割といいますが、まさにそれですね。